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育休中はどうなる?
収入シミュレーション

育児休暇の取得を考えたときに気になるのは、仕事を休む間の収入のこと。
1日~末日までの全1ヶ月育休取得の場合給与は停止となりますが、受給申請をすると雇用保険から育児休業給付金が支給され、育児休暇中の収入となります。
現在の給与額をもとに、1か月あたり育児休業給付金がどれくらい支給されるのか、シミュレーションしてみましょう。

①給与明細を用意

お手元に給与明細をご用意ください。

記入例

②給与明細から各項目の金額を入力

育休取得前の入力欄に金額を入力してください。

育休取得前 育休取得後
本給 給与 本給 給与 ¥0
各種手当 時間外勤務手当 各種手当 時間外勤務手当 ¥0
家族手当 家族手当 ¥0
通勤手当 通勤手当 ¥0
住宅手当 住宅手当 ¥0
その他 その他 ¥0
給与全体 0 育児休業給付金 0
社保・税 他 所得税 社保・税 他 所得税 ¥0
社会保険料 社会保険料 ¥0
雇用保険料 雇用保険料 ¥0
住民税 住民税 0
手取り 0 手取り 0

③育児休業給付金の金額を確認

育休取得後手取り

0

シミュレーション結果をCSVに保存

育児休業給付金は、「休業開始時賃金日額(※1)×支給日数(※2)×67%(※3)」で、算出されます。
本シミュレーションでは、ご自身の1か月の給与の支給額を【休業開始時賃金日額×支給日数(30日)】と想定し、育児休業給付金の月額金額を算出しています。

正式な支給金額は、ハローワークに申請する証明書をもとに休業開始時賃金日額を確定し、算出されます。

なお、育児休暇取得中は、健康保険(介護保険含む)、厚生年金保険の保険料が免除されます。育児休業給付金から、前年の収入に対して支払う住民税を引いた金額が、育児休暇中の収入になります。

覚えておきたい 育児休業給付金のポイント

  • 育児休業給付金は会社からではなく、雇用保険から支給されます。ハローワークへの申請は会社を経由して行いますので、育児休暇について考え始めたらまずは総務へ連絡を。
  • 育児休業給付金の給付額には上限があります。→詳しくはこちらへ
  • 育児休業給付金の支給開始時期は、女性は産後の出産休暇から続けて育児休暇を取得した場合は、出産日から起算して58日目からとなります。男性はパートナーの出産当日から支給対象となります。いずれも事前の申請が必要です。
  • 育児休業給付金は、支給決定通知書が交付されたのち、支給決定日から1週間程度で指定口座に振り込まれます。育児休暇育児休暇2回目以降は、原則、2か月ごとに2支給単位(2か月分)の申請後、支給となります。
  • 育児休業給付金のほか、女性社員の出産時には「出産育児一時金」、男性社員の被扶養者の出産時には「家族出産育児一時金」が、健康保険組合から支給されます。
  • 育児休業給付金は非課税のため所得税はかかりません。また、翌年の住民税算出のための収入額にも含まれません。